取引期限
取引期限
商品先物取引は期限付きの取引で、どの銘柄でも決済の期限が決められおり(限日取引を除く)、原則としてその期限までに決済する必要があります。そして、その期限内の月を「限月」(げんげつ)といい、最終取引日のことを「納会日」と呼びます。限月と納会日は銘柄ごとに各取引所によって定められています。
銘柄別取引期限
銘柄 | 最長取引期間 | 納会月 |
---|---|---|
金(標準取引) | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
金(ミニ取引) | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
金(限日取引) | 無し | 無し |
白金(標準取引) | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
白金(ミニ取引) | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
白金(限日取引) | 無し | 無し |
銀 | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
パラジウム | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
ガソリン | 6ヶ月 | 連続6限月制 |
灯油 | 6ヶ月 | 連続6限月制 |
原油 | 6ヶ月 | 連続6限月制 |
中京石油ガソリン | 6ヶ月 | 連続6限月制 |
中京石油灯油 | 6ヶ月 | 連続6限月制 |
ゴム | 6ヶ月 | 連続6限月制 |
小豆 | 6ヶ月 | 連続6限月制 |
一般大豆 | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
とうもろこし | 1年 | 6限月制(12カ月以内の偶数月) |
決済スケジュール例:金の場合
2018年7月14日に、2019年6月限の金を「買い」建玉した場合、2019年6月の指示日(※注)までに、反対売買または現受け渡しの意思表示をしなければなりません。 金の取引限月は、最長のもので決済期限が1年先のもの(期先物)から最短のもので今月の最終立会日までのもの(期近物)まで2ヶ月刻みで6つの限月(偶数月)があります。通常、期限までの期日が一番長い限月が、取引量が多い傾向にあります。 *「ゆたかCX」では、現受渡しが可能です(貴金属のみ)。現受けをご希望の場合は、当月限納会の属する月の指示日(15日※注1)の16時までにお申し出いただくとともに、受渡し代金をお預け入れいただくことが必要となります。 *当月限の指示日のある商品で、指示日(一般大豆及びとうもろこしにあっては、当月限納会日の属する月の1日、その他の商品にあっては、当月限納会日の属する月の15日 ※注1)までに決済されなかった建玉は、翌営業日の日中立会以降の売買立会において当社が転売または買戻しの決済注文を発注させていただきます。但し、お客様から指示日の16時までに受渡の申出があり、売り方である時は当該売り付けに係る倉荷証券等を、買い方である時には当該買い付けに係る総取引金額等を差し入れている場合はこれらの限りではありません。 (※注) 休業日の場合は順次繰り上げ |